笠木板金廻りからの雨漏り修理(リフォーム)
手すりを取り付けてある下の笠木板金からの雨漏りも非常に多いです。
メーカー製の手すりや笠木の場合はあまり漏ることはありませんが、板金屋さんが施工した笠木は経年変化により漏ることが多いです
見分け方は笠木板金側部にクギが打ってあるので見分けられます。また材料はトタンやガリバリューム鋼板です。アルミの場合はメーカー製と考えてもよいでしょう。
笠木板金廻りから雨漏りの例
埼玉県川越市 A様邸 2004年
1階の天井に雨漏りしました。ベランダの床からではなく、笠木からの雨漏りでした。
<予算>
予算の考え方としては、雨漏り部分だけを修理する場合と、手すり全部の笠木板金を交換する、2通り考えられます。
下地などの大工工事 1人工 板金工事4~8万円位、残材処理、必要経費などです。工事範囲にもよりますが5~10万円程度で補修できることも多いです。
手すり、物干し竿はメーカー製、笠木板金は板金屋さんの施工です
物干しの取り付け部は意外と盲点で、このように上からビス止めだと必ず、ビス浮きが発生し雨漏り原因となります。
かなりの量の水が板金下に入っているのがわかると思います
板金屋さんの作る笠木はクギ止め、またつなぎ目もシールしたりしますが、やはり経年変化により劣化します。
定期的にメインテナンスが必要です。ビスの締めなおし。再シールなどです。
予算がある場合は、メーカー製に交換するのをおすすめします。