雨漏り修理・・見積りを依頼する時の注意点

雨漏り修理見積り依頼時の注意点

雨漏り修理・・見積りを依頼する時の注意点

雨漏りした場合、早急に対応しなくてはなりません。雨漏り個所の修理のみで解決する場合は良いのですが、他の部分も少しリフォームしなくてはならない場合も出てきます。

部分修理か、全面リフォームかを考えておく

修理のみを希望なら部分修理です。ただ他の個所もからんで大きなリフォームになる場合もあります。

業者側からすると、無理に他の部分のリフォームも薦めるのではなく、その方が現状の雨漏り修理に必要だから薦める場合が多いです。(初めから全面リフォームを薦める悪徳業者にご注意)

築年数の経った家や、お年寄りのみの家など様々な条件から、大きなリフォームをしたくないという場合もあると思います。この場合ははっきりと希望を業者に伝える事が非常に大事です。

そうすれば、良心的な業者は親身になって考えれくれるはずです。親身になってくれないようであれば業者を変えた方が賢明です。

5年位ならシールで持つ場合もありますし、修理個所を少し広く開いて、防水のシートや板金などで補強するなど色々と方法はあるものです。しかし全面リフォームや、大きめのリフォームをしなくては直らない場合もあります。

このような意見を丁寧にお客様に伝え、少しでもお客様の希望をかなえるのが我々業者の役目なのです。

修理方法、価格、耐用年数などさまざまな条件を考えて結論を出すことをおすすめします。

修理(リフォーム)を依頼する業者を選ぶ時の注意点

  • 雨漏り修理やリフォームの業者は地元で良い業者を見つけるのが一番です。なにかあった時もすぐ駆け付ける事が出来ます。近場なので交通費などの経費も少しで済みます。
  • 中間マージンがあって割高な大手リフォーム会社、ハウスメーカー系の会社、ホームセンターなど割高だけど安心と信頼を買うことができます。ただ実際の工事は末端の職人さんですので、この人の腕にかかっています。下請けに丸投げの業者では雨漏りが直らないことも多いようです。
  • 小規模の工務店、雨漏り専門店、大工さんや板金屋さんなど職人に直接依頼も考えられます。大手よりも中間マージン分だけは安価です。この工事も最後は修理する職人さんの腕にかかります。
  • 見積りの営業と工事者が分かれている場合は、連絡の手違いで最初と異なる工事になってしまう可能性もあります。誰が管理して工事を行うのか、責任者をはっきり確認しましょう
  • 大手リフォーム会社や専門店の特徴は こちらの記事 をご覧ください

雨漏り修理は現場調査する人と工事責任者(工事職人)は同じ人が良い

現場調査に来た人が、雨漏り修理の原因と対策を考えるわけですから、工事をする人は現場調査で原因を考えたひとが最適なのは当然です。これは他の室内リフォームでも同じことが言えます。工事を依頼する場合、このことを最初に確認した方が良いと思います。

工事予算が限られている場合は予算をはっきりと伝える事が大事

どうしても予算内でという場合も出てきます。その場合、使用する材料(シール材などは耐久が5~7年位)や雨漏り原因からまた同じような雨漏りが出る可能性があります。

職人はその可能性は分かっていますから、また雨漏りしやすい理由、原因、対策などを良く聞き、判断することが大事です。

低予算でも工事に納得して再度の雨漏り対策も考えて工事をすれば良いのです。うまくいけば雨漏りは直ってしまう可能性もあります。

修理依頼時の電話・・相手の印象がわかります

依頼する場合、まず電話をかけるわけですが、電話口での受け答えの印象は大事です。印象が良かったか?悪かったか?まずここで判断しましょう。

受け答えがある程度機械的な場合もありますが、注意深く聞けば印象がわかります。特に部分修理などの対応については受け答えの差が出ますので気をつけて話してみてください。

現場調査で業者の対応を見分ける必要性

実際に見積りに来てくれた職人さんや業者の方に、部分修理など希望を伝え、現場調査後にその説明を受けてください。調査である程度の原因はわかりますので、部分修理か規模の大きなリフォームになるか判断はつきます。

雨漏りの原因、修理方法、工事期間、など説明を受ける際に、専門用語を使わずわかりやすく話してくれる業者がおすすめです。私もお客様に話すときは出来るだけ専門用語をわかりやすい言葉に変えて説明しています。

低予算~中予算など複数の見積りを出してもらうことも可能

予算が決まっているとはいえ、各家庭によってある程度の予算範囲かあると思います。もちろん簡単に1種類の工事のみで直る場合もあります。

修理方法が2種類あるという場合もあります。屋根の葺き替え工事でも安価~スタンダード~高耐久などグレードもあります。

お客様の話を聞き、住まわれる期間なども考慮した見積りを出してくれる業者を、現場調査時に相手を見て判断してください。非常に重要です。

全面修理を理由なく最初から薦める業者は悪徳業者です

訪問で壁の亀裂や、屋根の傷みなどを指摘し、塗装や屋根の葺き替えを薦める業者は、雨漏り修理には対応していないと考えられます。お薦めしません。

 

いろいろ書きましたが、まず考えを整理し、業者の態度を会ってみて判断し、決してセールストークに惑わされないようにすることが大事です。

常にお客様の立場から考えてくれる業者に依頼してください。